会社は、レジュメのどこを見ているのか
採用担当は1枚に何分もかけません。何を探しながら読んでいるのかが分かると、どこに力を入れればいいかが決まります。
さきに答え
採用担当はESを1枚ずつじっくり読むのではなく、最初の数行で「この人の話を聞いてみたいか」を決めて拾い読みします。探しているのは、①自分から動いた形跡があるか ②うまくいかない時にどうしたか ③人と組めるか ④話の辻褄が合っているか、の4つです。だから一番伝えたい話は一番上に置きます。英語ができること自体は差になりません。英語で何をやり切ったかが差になります。
採用担当は毎年たくさんのESを読みます。1枚をじっくり読むというより、最初の数行で「この人の話を聞いてみたいか」を判断して、気になったところを拾い読みします。
つまり、いちばん伝えたいことを後ろに置くと、読まれないまま終わることがあります。
読み手が探している4つのこと
- ① 自分から動いた形跡があるか言われたことをやった話か、自分で決めて動いた話か。ここが最も見られます。役職や規模は関係ありません。
- ② うまくいかない時に、どうしたか仕事は思ったとおりに進まないので、詰まったときの反応が知りたい。失敗を書くのは減点ではなく、むしろ材料になります。
- ③ 一緒に働けそうか人と何かをやった話があるか。相手が何を考えていたかまで書けていると、視野の広さとして伝わります。
- ④ 話の辻褄が合っているか盛った話はほぼ見抜かれます。面接で必ず深掘りされるので、事実だけで書いたほうが最終的に強い。
海外大生が持っている、日本にいた学生にはない材料
英語ができる、というだけでは差になりません。同じくらい英語ができる学生は他にもいます。効くのは、その先です。
- 文化も前提も違う相手と、意見が割れた状態から結論を出した経験
- 頼れる人がいない環境で、自分で調べて手続きを通した経験
- 少数側(マイノリティ)として、集団の中で立ち位置を作った経験
「英語ができます」より「英語で揉めごとを収めました」。後者しか記憶に残りません。
ESが通ったあと、面接では見方が変わる
ESで見ているのは書いてあることの中身ですが、面接ではそこに「本人が話しているか」が加わります。同じ内容でも、暗記した文章を読み上げるように話すと、書類より印象が下がることがあります。ESに書いたことを、自分の言葉で言い直せる状態にしておいてください。
同じことを書いている学生は、たくさんいる読み手が何を探しているかが分かったら、次は埋もれない書き方の話です。
レジュメは「聞かれたいこと」を仕込む場所最初の数行で決まるなら、どこに何を置くかはこちらで設計できます。
就活の日本語メール、型を覚えれば怖くない書類が通った後は、連絡のやり取りも見られています。型を先に確認しておくと安心です。
まとめ
- 読み手は最初の数行で「聞いてみたいか」を決めている。
- 見られているのは、自分から動いたか・詰まった時どうしたか・人と組めるか・話が本当か。
- 英語ができること自体は差にならない。英語で何をやり切ったかが差になる。
ひとことアドバイス
いちばん伝えたい話を、いちばん上に。読まれる前提で順番を決めましょう。
よくある質問
失敗した話を書いても大丈夫ですか?
ESと面接で話す内容がズレると不利になりますか?
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