SMU(シンガポール経営大学)の日本人学生は、必修インターンを日本就活にどうつなげる?
SMUは学部生全員に10週間以上のインターンを卒業要件として課す大学です。この経験を日本企業向けにどう翻訳するかを整理します。
さきに答え
SMUの日本人学生は、Dato' Kho Hui Meng Career Centreが案内する必修インターン制度を使いながら、日本企業向けには別に日本式レジュメを準備してください。SMUは卒業要件として最低10週間のインターンを課しており、在学中に複数回のインターンを経験する学生が多い大学です。この積み重ねをガクチカとして書けば、留学経験そのものより強い材料になります。
SMU(Singapore Management University)は、学部生全員に在学中のインターンを卒業要件として課している、シンガポールで最初にこの制度を導入した大学です。この時点で、SMUの学生は他大学の学生よりインターン経験の材料を持ちやすい立場にいます。
材料はすでにあります。問題は、それをSMUの学内評価用の言葉のままにしておくか、日本企業が読める言葉に直すかです。
SMUの必修インターン制度
| 項目 | 内容 | 日本就活への意味 |
|---|---|---|
| 最低期間 | 10週間以上 | 1本のインターンでも、日本企業のES1本分の材料になる長さ |
| 回数の目安 | 在学中に平均2〜6回 | 業界や職種を変えて経験できるため、比較して語れる |
| 卒業要件 | インターンの合格が学位取得の条件 | 『やった』ではなく『評価を受けて通った』経験として書ける |
| 担当窓口 | Dato' Kho Hui Meng Career Centre | 求人紹介、書類添削、キャリア相談を受けられる |
SMUの必修インターンは、2018年にシンガポールの大学として初めて導入されたと報じられています。大学公式の案内では、学部生に最低10週間のインターンシップの完了を卒業要件として求めており、業界の実務者との協議のうえで期間が設定されたとされています。
レジュメって、そもそも何を書くものなの?SMUのインターン経験を書く前に、ESと英語CVの違いを確認しておくと直訳を避けられます。
複数のインターンは、並べるだけでは伝わらない
SMUの学生は複数のインターンを経験していることが多いですが、日本企業のESでは、すべてを並べる必要はありません。むしろ、いちばん深く関わった1本を選び、そこで何に困り、どう動いたかを詳しく書くほうが伝わります。
経験の一覧を並べる書き方
在学中にマーケティング、金融、コンサルティングの3社でインターンを経験しました。
1本を深く掘る書き方
マーケティングのインターンで、担当したキャンペーンの反応データが想定より低く出た週がありました。原因を配信時間帯の違いだと仮説を立て、担当者に配信時間の変更を提案したところ、翌週の指標が改善しました。
経験の数ではなく、1つの経験の中で何を考えたかが読まれます。
同じことを書いている学生は、たくさんいるSMUのインターン経験は珍しくなくても、書ける解像度で差がつきます。
卒業予定月と、日本企業の入社時期をすり合わせる
SMUの学期はAugust Term・January Term中心で組まれており、日本の4月一括入社の前提とはずれます。応募や面接の前に、卒業見込み時期と、卒業後にいつから日本で働き始められるかを自分から先に伝えると、企業側も選考時期を調整しやすくなります。
シンガポールの日本人学生は、現地就職と日本就活を分けて考えるSMU以外も含めたシンガポール全体の整理です。
必修インターンをこなしてきた時点で、SMUの学生はすでに実務の経験値があります。あとは、その経験を日本企業の質問形式に合わせて並べ替えるだけです。
まとめ
- SMUは学部生全員に最低10週間のインターンを卒業要件として課している。
- 複数のインターン経験は、並べるより1本を深く掘って書くほうが伝わる。
- 学期がAugust Term・January Term中心のため、卒業時期と入社可能時期を先に伝える。
ひとことアドバイス
経験したインターンを1つ選び、いちばん困った場面を1つだけ書き出してみてください。ESの最初の材料になります。
よくある質問
SMUのインターンはすべて日本企業のESに書けますか?
Career Centreは日本就活の相談にも対応していますか?
学期が日本の入社時期とずれる場合、応募自体が難しくなりますか?
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