タマサート大学の日本人学生は、学内インターンと日本就活を分けて動く
タマサート大学(Thammasat University)は法学に強いタイの国立大学で、Global Internship Programなど学内のインターン制度があります。ただし、これは主にタイの企業・国際的な職務を対象にした制度で、日本企業向けの就活は別に組み立てる必要があります。
さきに答え
タマサート大学の日本人学生は、まずThammasat Business SchoolのGlobal Internship Programや各学部の国際交流窓口でタイ国内のインターン・キャリア情報を確認し、そのうえで日本企業向けの日本式ES・レジュメを別に準備してください。タイにはボストンのようなキャリアフォーラムがなく、日本との時差も2時間程度と近いので、オンライン説明会や面接の日程調整を自分から仕掛ける前提で動きます。
タマサート大学(Thammasat University)は1934年に設立されたタイの国立大学で、法学系を中心に幅広い学部を持ち、QS世界大学就職力ランキングでタイ国内トップクラスとされています。バンコクの複数キャンパスに加え、国際プログラムを英語で提供する学部・研究科もあります。
『タイの国立トップ大学だから日本就活も強い』とは限りません。学内のインターン制度はタイ国内・国際的な職務が中心で、日本企業への窓口ではないからです。
タマサート大学で使える資源と、日本就活で別に必要なもの
| 資源 | 何に使うか | 日本就活で補うこと |
|---|---|---|
| Thammasat Business School — Global Internship Program | タイの企業でのフルタイムインターン(目安8週間) | 日本企業向けの日本式ES・レジュメ |
| School of Global Studies — Internship | 社会・国際関係分野のインターンコーディネート | 経験を日本語のガクチカに書き直す |
| Office of International Affairs(OIA) | 留学生向けの国際交流・活動の窓口 | 日本企業との接点は別に自分で作る前提で使う |
| Academic Calendar | 学期・休暇・試験期間の日程 | 日本企業に面接可能時期を説明する |
Thammasat Business SchoolのGlobal Internship Programは、タイの主要企業でのハンズオンな実務経験を、世界中の学生に提供するプログラムとして案内されています。期間の目安はフルタイムで8週間程度です。日本企業でのインターンとは別枠の制度なので、単位として認められるかは学部・プログラムの担当窓口に個別に確認してください。
レジュメって、そもそも何を書くものなの?英語のCVをそのまま訳すのではなく、日本式ESに書き直す前提を先に確認しておくと近道になります。
タイにはキャリアフォーラムがない。でも時差は2時間
ボストンキャリアフォーラムの運営元(CFN)が開催する都市にバンコクは含まれていません。一方で日本とタイの時差は2時間(JSTより2時間遅れ)で、東南アジアの中でも比較的近い部類です。オンライン説明会や面接の日程調整では、この時差を先に伝えれば大きな障害にはなりません。
キャリアフォーラムがない国での就活の組み立て方大規模イベントがない前提での接点の作り方を、国横断で整理しています。
タイの大学にいる日本人学生は、日本就活をどう始めるかタマサート大学に限らない、タイ全体で共通する準備の順番を整理しています。
法学・国際関係の経験を、事例の名前ではなく判断で書く
タマサート大学は法学に強い大学として知られています。日本企業向けのESでは、扱った判例や制度の名前だけでは足りません。読み手が知りたいのは、複雑な制度や利害が対立する場面で、あなたが何を整理し、どう判断したかです。
扱った内容の紹介で終わる書き方
国際法の授業でグループディスカッションに参加し、発表を担当しました。
判断の過程が見える書き方
グループディスカッションで、メンバーの意見が2つの立場に割れて進まなくなりました。それぞれの根拠を一度整理して共通点を書き出したところ、折衷案がまとまり、発表準備を予定通り終えられました。
扱ったテーマの難しさより、そこで自分が何を整理し、どう動いたかを書きます。
『タマサート大学出身』という肩書きだけでは差になりません。書ける解像度で差をつけてください。
学期と卒業時期のズレを、先に伝える
タマサート大学の国際プログラムでは、第1学期が8月上旬、第2学期が1月上旬に始まる年間カレンダーが案内されています(学部・プログラムごとに日程が分かれ、年によって変わる予定表のため、応募前に必ず学内の公式カレンダーで最新の日程を確認してください)。日本企業は4月入社や一括採用の感覚で動くことが多いので、自分の試験期間、休暇、インターン開始可能日を先に1枚にまとめておくと話が早くなります。
海外大生の「新卒」はいつまで?卒業時期がずれる場合の新卒枠の考え方を、さらに詳しく扱っています。
キャリアフォーラムがない中で、学内のインターン制度と日本企業向けの準備を自分で使い分けられたこと自体が、日本企業には『自分で動ける人』として伝わります。
まとめ
- 学内のGlobal Internship Programなどはタイ・国際企業向けが中心。日本企業向けのESは別に準備する。
- タイにはキャリアフォーラムがないが、日本との時差は2時間。オンライン接点で仕掛けやすい条件。
- 学期・卒業時期は学内の公式Academic Calendarで必ず確認する。
ひとことアドバイス
まずGlobal Internship Programのページと自分の学部のAcademic Calendarを両方開き、今動ける時期を確認してください。
よくある質問
Global Internship Programだけで日本企業の就活はできますか?
法学部以外でも同じ進め方でいいですか?
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