ソウル大学校の日本人学生は、Career Development Centerを台湾就活の入口にしない

ソウル大学校(SNU)にはCareer Development Centerがありますが、そこが案内するのは主に韓国・海外の一般キャリア支援です。日本企業向けの準備は別に立てる必要があります。

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さきに答え

ソウル大学校の日本人学生は、Career Development Center(CDC)のGlobal Talent Programなどで国際的な就業スキルを補いつつ、日本企業向けには日本式のESとレジュメを別に用意してください。韓国にはボストンのようなキャリアフォーラムがなく、日本時間との時差もないため、オンライン説明会や日本人留学生同士のつながりで接点を自分から作る前提で動きます。

ソウル大学校(Seoul National University、通称SNU)には、Career Development Center(CDC)という全学向けのキャリア支援組織があります。学部生・大学院生・卒業生を対象に、キャリア相談や国内外の就業支援、インターン準備プログラムを提供しています。

『韓国トップ大学のキャリアセンターだから日本就活も強い』とは限りません。CDCが強いのは韓国国内と国際機関向けの支援で、日本企業向けの窓口ではないからです。

SNUで使える資源と、日本就活で別に必要なもの

資源何に使うか日本就活で補うこと
Career Development Center(CDC)キャリア相談、韓国国内の就業支援、国際機関向けインターン紹介日本企業向けの日本式ES・レジュメ
Global Talent Program(GTP)国際CVの書き方、面接対策など海外就業向けの訓練日本語での志望動機・ガクチカへの書き直し
日本人留学生同士のつながり先輩の経験談、情報交換企業とのつながりまでは扱わない前提で使う
SNU学内の資源と、日本就活のために別に準備すること。

CDCが運営するGlobal Talent Programは、学生が国際的な就業環境で力を発揮できるよう、国際CVやカバーレターの書き方、面接対策などのツールを提供し、ADB・OECDなど国際機関のインターンにつなげる支援をしています。ただしこれは英語圏・国際機関向けの支援で、日本企業の新卒採用フロー(ES・ガクチカ・日本語面接)とは前提が異なります。

韓国にはキャリアフォーラムがない。でも時差はゼロ

ボストンキャリアフォーラムの運営元(CFN)が開催する都市にソウルは含まれていません。一方で韓国と日本の時差はゼロ(JSTと同じ)なので、オンライン説明会や面接の日程調整では、東南アジアの学生より不利になりにくい条件です。この時差の近さを、まず企業とのやり取りで活かしてください。

韓国式の準備を、日本企業向けに翻訳する

韓国の大学生の就活準備は、語学スコア、GPA、資格、インターンなど『スペックを積む』文化が強いと言われます。一方、日本企業のESが見ているのはスペックの数値そのものではなく、その経験の中で何を考え、どう動いたかという過程です。ソウル大学校で積んだ準備を、そのまま数値の一覧として出すと、日本企業には伝わりにくくなります。

スペックの一覧で終わる書き方

TOEIC950点、GPA4.0/4.3、国際機関でのインターン経験があります。

経験の過程が見える書き方

国際機関のインターンで、複数国の担当者から集めたデータの形式がバラバラで集計が止まっていました。共通フォーマットを作って提出を依頼し直したところ、集計にかかる時間が半分になりました。

スコアや経験の一覧ではなく、そこで起きた具体的な場面を書きます。

学期と卒業時期のズレを、先に伝える

韓国の大学は3月始まり・秋学期9月始まりの2学期制で、日本の4月一括入社とはズレます。交換留学生は在籍期間が1学期〜1年とまちまちで、正規留学生も卒業月が日本の新卒スケジュールと合わないことがあります。応募前に、自分の卒業見込み時期と日本で働き始められる時期をセットで伝えてください。

スペックを積んできた自覚がある人ほど、それをどう積んだかの過程を思い出すと、一気に書ける材料が増えます。

まとめ

  • SNUのCDC・GTPは国際機関向けの支援が中心。日本企業向けのESは別に準備する。
  • 韓国にはキャリアフォーラムがないが、日本との時差はゼロ。オンライン接点で不利になりにくい。
  • スペックの一覧ではなく、そのスペックを積む過程で何を考え動いたかを書く。

ひとことアドバイス

まず自分の卒業見込み時期を1行で書き出し、次に企業へ送るメールにそのまま使ってください。

よくある質問

SNUのGSIS(国際大学院)と学部生では、就活準備は変わりますか?
GSISは英語での授業が中心で国際機関志向の学生が多いですが、日本企業への就活では、学部・大学院にかかわらず日本式のES・面接対策が別途必要になる点は共通です。
韓国式の資格・スコアは、日本企業のESで書く意味がありませんか?
数値そのものに価値がないわけではありません。ただし数値だけで終わらせず、その資格やスコアを取る過程で何に困り、どう乗り越えたかを添えると、日本企業に伝わる材料になります。
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