Multimedia University (MMU)の日本人学生は、ポートフォリオとESをつなげる
MMUはIT、AI、Creative Multimedia、Engineeringなどの専攻を持つ大学です。日本企業に出すときは、作品や技術を並べるだけでなく、何を解決したかまで書きます。
さきに答え
MMU Malaysiaの日本人学生は、Career Connectでインターンや企業接点を確認しつつ、作品、コード、研究、授業プロジェクトを日本式ESに接続してください。IT・AI・Creative Multimedia系はポートフォリオが強い材料になりますが、日本企業の新卒選考では『何を作ったか』だけでなく『なぜ作り、どこを工夫し、どう改善したか』まで読まれます。
MMUの学生は、作品や技術で語れる材料を持っている人が多いはずです。だからこそ、日本企業向けのESでは、成果物の名前だけで終わらせないことが大事です。
ポートフォリオは見せる場所。ESは、そこに至る考え方を読ませる場所です。役割が違います。
MMUで就活前に見る場所
| 確認先 | 確認できること | 日本就活で使う形 |
|---|---|---|
| MMU Career Connect | 求人、インターン、キャリア情報 | 応募先と職種名の把握 |
| Academic Calendar | Academic Year 2026などの重要日程 | 面接・インターン可能時期の説明 |
| Programme list | Computing、IT、AI、Creative Multimediaなど | 専攻の正式名称をレジュメに書く |
| 作品・GitHub・制作物 | 実装、デザイン、分析、制作過程 | ESと面接の深掘り材料 |
MMU Career Connectは、学生向けにキャリア計画、開発、機会の情報を共有する場所として公開されています。2026年はMelaka campusで4月16日、Cyberjaya campusで5月21日にCareer Fairが開催され、Melaka開催分だけで900人超の学生と24社の企業・団体が参加したと大学ニュースで確認できます。あわせてEmployer Connections Dayも1月・6月に両キャンパスで開催されました。
MMUの公式プログラム一覧には、Computer Science、Information Technology、Applied Artificial Intelligence、Creative Multimedia、Animation、Immersive Media Design、Visual Effectsなどが並んでいます。専攻の名前は正式表記で書き、略称だけにしないほうが読み手に親切です。
同じ経験で埋もれないために作品やプロジェクトを、他の学生と同じ説明で終わらせないための考え方です。
技術系・制作系のESは、成果物より判断を書く
作品紹介で止まる例
授業でWebアプリを開発し、UIデザインと実装を担当しました。
ESとして読める例
授業で予約管理アプリを作りました。最初は機能を増やすことに集中していましたが、テスト利用で入力ミスが多いと分かったため、画面を3つに分け、確認画面を追加しました。
何を作ったかの前に、どう良くしたかがあると面接で話せます。
- 1. ポートフォリオには完成物を置くURL、スクリーンショット、GitHub、担当範囲、使った技術を見やすく置きます。
- 2. ESには判断の過程を書くなぜその技術を選んだか、どこで詰まったか、何を削ったかを書きます。
- 3. 面接では改善の余地まで話す完成して終わりではなく、次に直すなら何を変えるかまで言えると、仕事の会話になります。
面接で聞かれたいことを仕込むポートフォリオから面接の質問を作るときに使えます。
マレーシアの大学から日本企業を目指す全体像MMUに限らない、マレーシア全体で共通する準備の順番を整理しています。
MMUで作ったものは、あなたの言葉で説明できて初めて武器になります。URLを貼って終わりにしないでください。
Industrial Trainingは卒業要件のひとつ
MMUには Industrial Training と呼ばれる実務研修があり、多くの学部で卒業要件に組み込まれています。合否判定の科目で、成績への影響は限定的とされていますが、企業の現場で数か月働く、卒業前に得られる数少ない実務経験です。日本企業向けのESでは、この期間に何を担当し、何に困ったかが具体的な材料になります。
まとめ
- MMUの就活では、Career ConnectとAcademic Calendarを先に確認する。
- Industrial Trainingは卒業要件のひとつで、日本企業向けESの材料にもなる。
- IT・AI・制作系は、ポートフォリオとESの役割を分け、成果物だけでなく判断と改善の過程を伝える。
ひとことアドバイス
ポートフォリオの作品を1つ選び、『一番迷った判断』を日本語で3行だけ書いてください。
よくある質問
GitHubや作品URLはESに入れていいですか?
まだ完成していない作品でも話せますか?
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